6.9.1 Popen3 および Popen4 オブジェクト

Popen3 および Popen4 クラスのインスタンスは以下の メソッドを持ちます:

poll( )
子プロセスがまだ終了していない際には -1 を、そうでない場合には リターンコードを返します。

wait( )
子プロセスの状態コード出力を待機して返します。状態コードでは 子プロセスのリターンコードと、プロセスが exit() によって 終了したか、あるいはシグナルによって死んだかについての情報を 符号化しています。状態コードの解釈を助けるための関数は os モジュールで定義されています; 6.1.5 節の W*() 関数ファミリを 参照してください。

以下の属性も利用可能です:

fromchild
子プロセスからの出力を提供するファイルオブジェクトです。 Poepn4 インスタンスの場合、この値は標準出力と標準 エラー出力の両方を提供するオブジェクトになります。

tochild
子プロセスへの入力を提供するファイルオブジェクトです。

childerr
コンストラクタに capturestderr を渡した際には子プロセスからの 標準エラー出力を提供するファイルオブジェクトで、そうでない場合 None になります。 Popen4 インスタンスでは、この値は常に None になります。

pid
子プロセスのプロセス番号です。

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