Macintoshプラットフォームで利用できます。
EasyDialogsモジュールには、 Macintosh で単純なダイアログ操作 を行うためのルーチンが入っています。 全てのルーチンは、オプションとしてリソース ID パラメタidをとり ます。デフォルトのDLOG のリソース (タイプとアイテムナンバの 両方) が一致するようなダイアログがあれば、id を使ってダイアログ 操作に使われるダイアログオブジェクト情報を上書きできます。詳細は ソースコードを参照してください。
EasyDialogs モジュールでは以下の関数を定義しています。
str[, id[, ok]]) |
prompt[, default[, id[, ok[, cancel]]]]) |
""
を使います)。
``OK''と``Cancel''ボタンの文字列はokとcancelの引数で
変更できます。文字列の長さは全て最大255文字です。
入力された文字列か、ユーザがキャンセルした場合にはNone
を返します。
prompt[, default[, id[, ok[, cancel]]]]) |
question[, default[, yes[, no[, cancel[, id]]]]]) |
1
を、``No'' ならば0
を、
``Cancel'' ならば-1
を返します。
RETURNキーを押した場合はdefaultの値(default を指定
しない場合は0
)を返します。
ボタンのテキストはそれぞれ引数 yes、no、cancel
で変更できます。ボタンを表示したくなければ引数に""
を指定します。
[title[, maxval[, label[, id]]]]) |
0
で、残りの作業量が不確定であることを
示します) 。labelはプログレスバー自体の上に表示するテキストです。
[optionlist[ commandlist[, addoldfile[, addnewfile[, addfolder[, id]]]]]]) |
sys.argv
の形式にします。これは
getopt.getopt() の引数として渡すのに適した形式です。
addoldfile、addnewfile、addfolder はブール型の引数
です。
これらの引数が真の場合、それぞれ実在のファイル、まだ (おそらく) 存在
しないファイル、フォルダへのパスをコマンドラインのパスとして設定できます。
(注意: getopt.getopt() がファイルやフォルダ引数を認識できる
ようにするためには、オブションの引数がそれらより前に現れるように
しなければなりません。)
空白を含む引数は、空白をシングルクォートあるいはダブルクォートで囲んで
指定できます。
ユーザが``Cancel''ボタンを押した場合、SystemExit例外を 送出します。
optionlist には、ポップアップメニューで選べる選択肢を定義した
リストを指定します。ポップアップメニューの要素には、次の2つの形式、
optstr または(optstr, descr)
があります。
descr に短い説明文字列を指定すると、該当の選択肢をポップアップ
メニューで選択しいる間その文字列をダイアログに表示します。
optstrとコマンドライン引数の対応を以下に示します:
optstr format | Command-line format |
---|---|
x |
-x (短いオプション) |
x: あるいはx= |
-x (値を持つ短いオプション) |
xyz |
--xyz (長いオプション) |
xyz: あるいはxyz= |
--xyz (値を持つ長いオプション) |
commandlistはcmdstrあるいは(cmdstr,
descr)
の形のアイテムからなるリストです。
descrは上と同じです。
cmdstrはポップアップメニューに表示されます。メニューを選択すると
cmdstr はコマンドラインに追加されますが、それに続く":"
や"=" は (存在していれば) 取り除かれます。
バージョン 2.0 で 新たに追加 された仕様です。
[message] [, typeList] [, defaultLocation] [, defaultOptionFlags] [, location] [, clientName] [, windowTitle] [, actionButtonLabel] [, cancelButtonLabel] [, preferenceKey] [, popupExtension] [, eventProc] [, previewProc] [, filterProc] [, wanted] ) |
(x, y)
です。
actionButtonLabelはOKボタンの位置に``Open''の代わり
に表示する文字列、cancelButtonLabelは``Cancel''ボタンの位置
に``Cancel''の代わりに表示する文字列です。
wantedは返したい値のタイプで、str、unicode、
AFSSpec、FSRef およびそれらのサブタイプを指定できます。
その他の引数の説明についてはApple Navigation Servicesのドキュメントと EasyDialogsのソースコードを参照してください。
[message] [, savedFileName] [, defaultLocation] [, defaultOptionFlags] [, location] [, clientName] [, windowTitle] [, actionButtonLabel] [, cancelButtonLabel] [, preferenceKey] [, popupExtension] [, fileType] [, fileCreator] [, eventProc] [, wanted] ) |
[message] [, defaultLocation] [, defaultOptionFlags] [, location] [, clientName] [, windowTitle] [, actionButtonLabel] [, cancelButtonLabel] [, preferenceKey] [, popupExtension] [, eventProc] [, filterProc] [, wanted] ) |
参考: