36.1.6 CAB オブジェクト

クラス CAB( name)
CAB クラスは CAB ファイルを表わすものです。MSI 構築中、ファイルは Files テーブルと CAB ファイルとに同時に追加されます。そして、全ての ファイルを追加し終えたら、CAB ファイルは書き込まれることが可能になり、MSI ファイルに追加されます。

name は MSI ファイル中の CAB ファイルの名前です。

append( full, logical)
パス名 full のファイルを CAB ファイルに logical という名で 追加します。logical という名が既に存在したならば、新しいファイル名が 作られます。

ファイルの CAB ファイル中のインデクスと新しいファイル名を返します。

append( database)
CAB ファイルを作り、MSI ファイルにストリームとして追加し、Media テーブルに送り込み、作ったファイルはディスクから削除します。

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