36.1.7 ディレクトリオブジェクト

クラス Directory( database, cab, basedir, physical, logical, default, component, [componentflags])
新しいディレクトリを Directory テーブルに作成します。ディレクトリには各時点で 現在のコンポーネントがあり、それは start_component を使って明ら様に 作成されたかまたは最初にファイルが追加された際に暗黙裡に作成されたものです。 ファイルは現在のコンポーネントと cab ファイルに追加されます。ディレクトリを 作成するには親ディレクトリオブジェクト(None でも可)、 物理的ディレクトリへのパス、論理的ディレクトリ名を指定する必要があります。 default はディレクトリテーブルの DefaultDir スロットを指定します。 componentflags は新しいコンポーネントが得るデフォルトのフラグを指定します。

start_component( [component[, feature[, flags[, keyfile[, uuid]]]]])
エントリを Component テーブルに追加し、このコンポーネントをこのディレクトリの 現在のコンポーネントにします。もしコンポーネント名が与えられなければディレクトリ名が 使われます。feature が与えられなければ、ディレクトリのデフォルトフラグが 使われます。keyfile が与えられなければ、Component テーブルの KeyPath は null のままになります。

add_file( file[, src[, version[, language]]])
ファイルをディレクトリの現在のコンポーネントに追加します。このとき現在のコンポーネントが なければ新しいものを開始します。デフォルトではソースとファイルテーブルのファイル名は 同じになります。src ファイルが与えられたならば、それば現在のディレクトリから 相対的に解釈されます。オプションで versionlanguage を File テーブルのエントリ用に指定することができます。

glob( pattern[, exclude])
現在のコンポーネントに glob パターンで指定されたファイルのリストを追加します。 個々のファイルを exclude リストで除外することができます。

remove_pyc( )
アンインストールの際に .pyc/.pyo を削除します。

参考:

Directory Table
File Table
Component Table
FeatureComponents Table

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