16.14 nis -- Sun の NIS (Yellow Pages) へのインタフェース

UNIXプラットフォームで利用できます。

nis モジュールは複数のホストを集中管理する上で便利な NIS ライブラリを薄くラップします。

NIS は Unix システム上にしかないので、このモジュールは Unixでしか利用できません。

nis モジュールでは以下の関数を定義しています:

match( key, mapname[, domain=default_domain])
mapname 中で key に一致するものを返すか、見つからない 場合にはエラー (nis.error) を送出します。 両方の引数とも文字列で、 key は 8 ビットクリーンです。 返される値は (NULL その他を含む可能性のある) 任意のバイト列 です。

mapname は他の名前の別名になっていないか最初にチェックされます。

バージョン 2.5 で 変更 された仕様: domain 引数で参照するNISドメインをオーバーライ ドできます。設定されない場合にはデフォルトのNISドメインを参照します。

cat( mapname[, domain=default_domain])
match(key, mapname)==value となる keyvalue に対応付ける辞書を返します。 辞書内のキーと値は共に任意のバイト列なので注意してください。

mapname は他の名前の別名になっていないか最初にチェックされます。

バージョン 2.5 で 変更 された仕様: domain 引数で参照するNISドメインをオーバーライ ドできます。設定されない場合にはデフォルトのNISドメインを参照します。

maps( )
有効なマップのリストを返します。

get_default_domain( )
システムのデフォルトNISドメインをかえします。 バージョン 2.5 で 新たに追加 された仕様です。
nis モジュールは以下の例外を定義しています:

exception error
NIS 関数がエラーコードを返した場合に送出されます。

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