14.5.5.1 StreamHandler

StreamHandler クラスは、logging パッケージのコアにあり ますが、ログ出力を sys.stdoutsys.stderr あるいは何らかの ファイル類似オブジェクト(あるいは、もっと正確にいえ ば、write() および flush() メソッドをサポートする何ら かのオブジェクト) といったストリームに送信します。

クラス StreamHandler( [strm])
StreamHandler クラスの新たなインスタンスを返します。 strm が指定された場合、インスタンスはログ出力先として 指定されたストリームを使います; そうでない場合、 sys.stderr が使われます。

emit( record)
フォーマッタが指定されていれば、フォーマッタを使ってレコードを書式化 します。次に、レコードがストリームに書き込まれ、末端に 改行がつけられます。例外情報が存在する場合、 traceback.print_exception() を使って書式化され、 ストリームの末尾につけられます。

flush( )
ストリームの flush() メソッドを呼び出してバッファを フラッシュします。close() メソッドは Handler から 継承しているため何も行わないので、flush() 呼び出しを 明示的に行う必要があります。

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