14.5.5.4 TimedRotatingFileHandler

TimedRotatingFileHandler クラスは、logging.handlers モ ジュールの中にありますが、特定の時間間隔でのログ交替をサポートしていま す。

クラス TimedRotatingFileHandler( filename [,when [,interval [,backupCount]]])

TimedRotatingFileHandler クラスの新たなインスタンスを返します。 filename に指定したファイルを開き、ログ出力先のストリームとして 使います。ログファイルの交替時には、ファイル名に拡張子 (suffix) を つけます。ログファイルの交替はwhen および interval の積に基づいて行います。

wheninterval の単位を指定するために使います。 使える値は下表の通りで、大小文字の区別を行いません:

interval の単位
S
M
H 時間
D
W 曜日 (0=Monday)
midnight 深夜

backupCount がゼロでない場合、古いログファイルを保存する際に ロギングシステムは拡張子を付けます。拡張子は日付と時間に基づいて、 strftime の %Y-%m-%d_%H-%M-%S 形式かその前の方の一部分を、 ロールオーバ間隔に依存した形で使います。 保存されるファイル数は高々 backupCount 個で、それ以上のファイルが ロールオーバされる時に作られるならば、一番古いものが削除されます。

doRollover( )
上記の方法でロールオーバを行います。

emit( record)
setRollover() で解説した方法でロールオーバを行いながら、 レコードをファイルに出力します。

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