optparse を使う最初の一歩は OptionParser インスタンスを作ることです。
parser = OptionParser(...)
OptionParser のコンストラクタの引数はどれも必須ではありませんが、いくつ ものキーワード引数がオプションとして使えます。これらはキーワード引数と して渡さなければなりません。すなわち、引数が宣言されている順番に頼っては いけません。
usage
(デフォルト: "%prog [options]"
)%prog
を
os.path.basename(sys.argv[0])
(または
prog
キーワード引数が指定されていればその値) に展開します。
使用法メッセージを抑制するためには特別な
optparse.SUPPRESS_USAGE
という値を指定します。
option_list
(デフォルト: []
)option_list
の
中のオプションは standard_option_list
(OptionParser の
サブクラスでセットされる可能性のあるクラス属性) の後に追加されますが、バージョンや
ヘルプのオプションよりは前になります。
このオプションの使用は推奨されません。パーザを作成した後で、add_option()
を使って追加してください。
option_class
(デフォルト: optparse.Option)version
(デフォルト: None
)version
に真の値を与えると、optparse は自動的に
単独のオプション文字列 "-version"
とともにバージョンオプションを
追加します。部分文字列 "%prog"
は usage
と同様に
展開されます。
conflict_handler
(デフォルト: "error"
)description
(デフォルト: None
)usage
の後、オプションリストの前に表示されます)。
formatter
(デフォルト: 新しい IndentedHelpFormatter)add_help_option
(デフォルト: True
)"-h"
と "-help"
とともに)
追加します。
prog
usage
や version
の中の "%prog"
を展開するときに
os.path.basename(sys.argv[0])
の代わりに使われる文字列です。
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