7.3.2 Message objects

クラス Message( [message])
email.Message モジュールの Message のサブクラス。 mailbox.Message のサブクラスはメールボックス形式ごとの状態と動作を 追加します。

message が省略された場合、新しいインスタンスはデフォルトの空の状態で生成されます。 messageemail.Message.Message インスタンスならば その内容がコピーされます。さらに、messageMessage インスタンス ならば、形式固有の情報も可能な限り変換されます。message が文字列または ファイルならば、読まれ解析されるべき RFC 2822 準拠のメッセージを 含んでいなければなりません

サブクラスにより提供される形式ごとの状態と動作は様々ですが、一般に或るメールボックス に固有のものでないプロパティだけがサポートされます(おそらくプロパティのセットは メールボックス形式ごとに固有でしょうが)。例えば、単一ファイルメールボックス形式 におけるファイルオフセットやディレクトリ式メールボックス形式におけるファイル名は 保持されません、というのもそれらは元々のメールボックスにしか適用できないからです。 しかし、メッセージがユーザに読まれたかどうかあるいは重要だとマークされたかどうか という状態は保持されます、というのはそれらはメッセージ自体に適用されるからです。

Mailbox インスタンスを使って取得したメッセージを表現するのに Message インスタンスが使われなければいけないとは要求していません。 ある種の状況では Message による表現を生成するのに必要な時間やメモリーが 受け入れられないこともあります。そういった状況では Mailbox インスタンス は文字列やファイル風オブジェクトの表現も提供できますし、Mailbox インスタンス を初期化する際にメッセージファクトリーを指定することもできます。



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